
「不安は、相談や腹式呼吸で解消」
目の前にある問題を、一人で解決しようと向き合っていると、どんどん不安になってきます。
「本当に自分で解決できるのか」と思ったり、悪いイメージで頭がいっぱいになって、そこから抜け出すことができす、不安な気持ちに飲み込まれてしまいます。
「不安は、自分が作り出すお化けのようなもの」とか「不安は期待の裏返し」と思ってはいても、不安な時は、やっぱり不安です。
先日、友人が「プレゼンの準備がなかなかできなくて、ちょっと不安なんだ。こんな感じでやろうと思うのだけれど、どうかなぁ〜」と聞いてきたのです。
どんなことにも前向き、いつも自信満々に見える友人が、不安を解消するために意見を求めてくれたことは、ちょっとびっくりしたけど、とても嬉しかったです。
私と友人は、専門分野は違うけれど、お互いが自分の意見を持っていて、協力できる所は協力し、頼り頼られる良い関係を築いています。
そんな友人だからこそ、相談をすれば、不安が解消できると感じるのだと思います。
考えてみれば、人が誰かに意見を求める時は、自分の中に答えはちゃんとある、でも、少し不安だから聞いてみようと思って話しているのです。
たとえ、相手から明確な答えがもらえなくても、不安に思うことを言葉にすることで、頭が整理され、解決策を思いつくこともありますから、不安を誰かに相談するのは、とても良いことだと思います。
もし、誰にも相談できず、不安がつのる時は、腹式呼吸を意識すると良いですよ。
不安になると浅い呼吸になって、より不安を大きくしてしまいます。
なので、横隔膜を大きく動かして、深い呼吸ができる腹式呼吸を意識することが大切なのです。
腹式呼吸は、リラックスの呼吸です。
不安な時だけでなく、例えば、結婚式でスピーチをする前に緊張を取りたいと思ったら、お腹を意識しながら長く息を吐き切り、お腹を膨らませながら、ゆっくり鼻から息を吸う、これを5回繰り返せば、スッと落ち着きます。
例えば、お布団に入ってもなかなか寝付けない時は、仰向けに寝て、お臍のあたりに両手を乗せ、8秒で口から息を吐き、4秒で鼻から息を吸う、これを数回繰り返せば、スーッと眠りに入ることができます。
「不安は、自分が作り出すお化けのようなもの」とか「不安は期待の裏返し」と自分に言い聞かせるだけでは、なかなか、不安を取り去ることができません。
誰かに相談したり、腹式呼吸を意識して、リラックスをして、笑顔で対処できると良いですね。
腹式呼吸のやり方のヒント動画は、概要欄のURLをクリックして見てくださいね。