
長く音が出せない時は…
長く音を伸ばすことができないと言われる人がいます。
その原因は、3つ。
1、しっかり息が吸えていない。
2、均等に息がはけていない。
3、息をどれだけ使ったのかわかっていない。
この3つを改善する練習をやってみましょう。
しっかり息が吸えていない場合は、
1、お腹でゆっくり息を吸う
2、出しやすい音で、8拍声を出す
3、2拍で、息を吸う
4、息を吸ったお腹の感覚を意識しながら2〜3を繰り返す
※楽にできるようになったら、
1、お腹で息を吸う。
2、出しやすい音で、7拍声を出す
3、1拍で、息を吸う
4、息を吸ったお腹の感覚を意識しながら2〜3を繰り返す
※楽にできるようになったら、0、5拍で息を吸う
※まず、ゆっくりたくさん息を吸う感覚を覚えます。その後、息継ぎの時間を短くしていくことで、歌う時に使えるロングトーンが出せるようになります。
均等に息がはけていない場合は、
1、お腹で息を吸う
2、SU(無声音)で、10拍息を吐く
繰り返してやってみる
1、お腹で息を吸う
2、リップロールで、10拍息を吐く(無声、有声)
繰り返してやってみる
※楽に息がはけないので、しっかりお腹に力が入り、均等に息を吐くことができます。
息をどれだけ使ったのかわかっていない場合は、
1、両手をお腹の前の持っていき、息を吸いながら、お腹と同じように広げる
2、出しやすい音で、8拍声を出しながら、両手をお腹に近づけていく
3、8泊で、息を吐き切り、両手がお腹につくようにする
※両手で作る輪で、空気の残量が分かるようにする
声を出す時に姿勢を崩さないように気をつけましょう。
何が原因で、ロングトーン(音を長く出す)ができないのかは、分かりにくいので、3つともやってみてください。
苦手がわかったら、それを繰り返し練習しましょう。