
お腹は風船付きの笛?!
「毛笛」というおもちゃを知っていますか?
毛笛は、風船にストローがついていて、息を吹き込んで風船を膨らまし、風船の空気が抜ける時に、ブーと音の出るおもちゃです。
あの音って、とっても安定していると思いませんか?
声を出す時は、お腹を「毛笛」の風船のように使うと良いのです。
1、お腹を風船のように膨らませるイメージで息を吸う。
2、吸い終わったら、一度息を止めて、膨らんだお腹の形を意識する。
3、お腹を「毛笛」の風船のようにゆっくりしぼませながら、出しやすい音を長く出す。
4、苦しくて、姿勢が変わったり、表情が変わる前にやめる。
「毛笛」の鳴り終わりは、音が安定していません。
それと同じように、息を吐き切るまで声を出し続けても、歌で使える安定した声は出ないのです。
「毛笛」の風船のイメージで、お腹を使う練習をすると、安定した声が出るようになりますよ。